2024年5月 第6問
払済保険とは、一般に、現在契約している生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金相当額を基に、元の契約の保険金額を変えずに一時払いの定期保険に変更する制度である。
正解:② 不適切
❶ ポイント
払済保険の説明の正誤を問う問題です。
❷ 考え方と解き方
払済保険と延長(定期)保険は、どちらも払込みをやめて解約返戻金を使う方法ですが、変わるものが逆です。取りちがえやすいのは、保険金額と保険期間のどちらが変わるかです。
- 払済保険は、保険期間は変えず、保険金額の少ない保険(同じ種類の保険か養老保険)に変えます。保険金額が小さくなるのが特徴です。
- 問題文は、保険金額を変えずに定期保険へ変えるとしています。これは、延長(定期)保険の内容です。
- したがって、この記述は不適切です。正しくは、元の契約の保険期間を変えずに、保険金額の少ない保険に変更する制度である、です。
❸ 覚えておくこと
- 払済保険:保険期間は変えず、保険金額の少ない保険(同じ種類の保険か養老保険)に変える
- 延長(定期)保険:死亡保険金額はそのままで、死亡・高度障害保障のみの定期保険に変える
- 払済保険は保険金額が小さくなり、期間はそのまま。延長(定期)保険は保険金額がそのままで、期間が短くなることがある
(テーマ・覚えること)
出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2024年5月 第6問