分野 C|金融資産運用 よく出る
為替と外貨建商品
過去の公開問題では、日米の金利差の拡大と米ドル高/円安の関係が、3回分で1問出ています。
よく出る形
- 金利差の拡大・縮小と、円高・円安の向きの組みあわせの正誤を問う(1問)
- 物価・貿易収支と為替の向き、円高・円安の影響を問う記述の正誤
- 外貨預金で、TTS・TTM・TTBを使って円換算の金額を求める
覚えること
- 円高:外国通貨に対して円の価値が高くなること。円安は、円の価値が低くなること
- 例:1ドル=150円から1ドル=140円になるのは、円高(ドル安)
- 金利差:金利が高い国の通貨は、買われやすい
- 米国の市場金利が上昇し、日米の金利差が拡大すると、米ドル高/円安の要因となる
- 物価:物価が上昇した国の通貨は、価値が下がりやすい
- 貿易収支:黒字(輸出が輸入より多い)の国の通貨は、買われて高くなりやすい
- 円安は輸出企業に有利、輸入企業に不利。円高はその逆
- 外貨預金は、預金保険制度の保護の対象外出どころで、為替変動による元本割れのリスクがある
- 外貨建MMF:外貨建ての短期の公社債などで運用する投資信託。元本保証はなく、為替リスクがある
- TTM:その日の基準となる仲値。TTSはTTMに為替手数料を足した値、TTBはTTMから引いた値
- TTS:円を外貨に換える時(外貨預金の預入時)に使うレート
- TTB:外貨を円に換える時(外貨預金の払戻し時)に使うレート
- 預入時より円高になって円に戻すと為替差損、円安になると為替差益が出る
- 為替レートが動かなくても、TTSとTTBの差の分は、円換算で目減りする
数字と計算
- 例:TTSが1ドル=150円の時に1,000ドルを預け入れると、必要な円は150,000円
- 満期にTTBが1ドル=148円なら、1,000ドルは148,000円。2,000円の目減りで、元本割れ(利息は除く)
- 例:TTS150円で1万ドル(1,500,000円)を預け、1年後の元利1万100ドルをTTB148円で戻す
- 戻る円は1,494,800円。円換算の利回りは、次の式で求める
- (1,494,800-1,500,000)÷1,500,000×100=約-0.35%
ひっかけ
- 預入(円→外貨)はTTS、払戻し(外貨→円)はTTB。取りちがえない
- 米ドル高は円安。「ドルが高い」と「円が高い」を取りちがえない
- 外貨預金は預金保険の対象外。円の預金と同じ保護は受けられない
想定問題
4問(○×式と三答択一式)
このテーマの想定問題を解く(4問)このテーマの公開問題
公開問題を解く(1問)この本文の数字の出どころ
- 外貨預金の預金保険の対象 対象外