分野 B|リスク管理 最頻出
自動車保険と自賠責
過去の公開問題では、自賠責保険の支払限度額、対人賠償保険と自賠責保険の関係、人身傷害保険、車両保険の補償範囲が、3回分で4問出ています。
よく出る形
- 自賠責保険の支払限度額(被害者1人あたりの死亡・傷害)を、空欄で問う
- 対人賠償保険と自賠責保険の関係、人身傷害保険の補償を、○×で問う
- 車両保険で、洪水による水没を補償の対象外とする誤りの形が出ている
- ほかに、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険の補償範囲が範囲にある
覚えること
- 自賠責保険(強制保険)は、すべての自動車に加入が義務。補償は人身事故の被害者の死傷だけ
- 自賠責保険は、物損事故、加害者自身のケガ、自分の車の損害を補償しない
- 自賠責保険の支払限度額(被害者1人あたり):死亡3,000万円出どころ、傷害120万円出どころ
- 後遺障害(治療後に残る障害)は等級に応じた額で、第14級の75万円出どころから、常時介護を要する第1級の4,000万円出どころまで
- 被害者は、加害者が加入する保険会社に、自賠責保険の保険金を直接請求できる
- 対人賠償保険は、他人を死傷させた賠償責任のうち、自賠責保険の支払限度額を超える部分を補償する
- 対物賠償保険は、他人の車や建物などを壊した賠償責任を補償する(自賠責保険にはない補償)
- 人身傷害保険は、車に乗っていた人の死傷を、過失割合(事故の責任の割合)に関係なく、保険金額を限度に損害額で補償する
- 搭乗者傷害保険は、契約した車に乗っていた人が死傷したとき、あらかじめ決めた定額を支払う
- 自損事故保険は、運転ミスによる電柱への衝突など、自賠責保険で補償されない自分だけの事故の死傷を補償する
- 無保険車傷害保険は、賠償の資力が不十分な車との事故で、死亡または後遺障害となったときに補償する
- 車両保険は、偶然な事故で自分の車が受けた損害を補償する。補償内容は保険会社で違う
- 一般的なタイプの車両保険は、衝突、火災・爆発、台風・洪水・高潮、盗難、自損事故、当て逃げを補償する
- 車両保険は、地震・噴火・津波による損害を補償しないのが一般的
数字と計算
- 例:死亡事故で賠償額が5,000万円なら、自賠責保険が3,000万円出どころ、対人賠償保険が残りの2,000万円
ひっかけ
- 対人賠償保険は、自賠責保険に代わるものではなく、限度額を超える部分を上乗せする
- 搭乗者傷害保険は定額払い、人身傷害保険は損害額の補償。取りちがえない
想定問題
4問(○×式と三答択一式)
このテーマの想定問題を解く(4問)このテーマの公開問題
- 2024年5月 第10問自動車保険の対人賠償保険では、被保険者が被保…○×式
- 2025年5月 第10問自動車保険の人身傷害保険では、記名被保険者が…○×式
- 2025年5月 第38問自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険金…三答択一式・まずこの1問
- 2026年5月 第10問自動車保険の車両保険では、被保険自動車が洪水…○×式
この本文の数字の出どころ
- 自賠責保険の支払限度額(後遺障害、常時介護を要する第1級、被害者1人) 4,000万円
- 自賠責保険の支払限度額(後遺障害、第14級、被害者1人) 75万円
- 自賠責保険の支払限度額(死亡、被害者1人) 3,000万円
- 自賠責保険の支払限度額(傷害、被害者1人) 120万円