分野 C|金融資産運用 よく出る
運用スタイルと収益分配金
過去の公開問題では、グロース運用を問う三答が1問、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)の額を求める三答が1問出ています。
よく出る形
- 成長性に着目するグロース運用など、運用スタイルの名前を問う
- 普通分配金と元本払戻金(特別分配金)の額を、基準価額から求めさせる
覚えること
- グロース運用は、売上高や利益の伸び率が高いなど、企業の成長性に着目して銘柄を選ぶ手法
- バリュー運用は、企業の資産や利益に比べて株価が割安な銘柄に着目して選ぶ手法
- トップダウン・アプローチは、経済全体の見通しから国や業種を決め、そのあと銘柄を選ぶ手法
- ボトムアップ・アプローチは、個々の企業の調査・分析を積み上げて銘柄を選ぶ手法
- アクティブ運用は、ベンチマーク(運用の目安とする指数)を上回る成果をめざす運用
- パッシブ運用(インデックス運用)は、ベンチマークと同じ値動きをめざす運用
- 基準価額は、純資産総額を総口数で割った値。多くの投資信託は1万口当たりの価額で表す
- 追加型株式投資信託の収益分配金は、普通分配金(課税)と元本払戻金(特別分配金、非課税)に分かれる
- 個別元本は、購入した時の基準価額(手数料は含まない)
- 分配落ち後の基準価額が個別元本を下回る部分が元本払戻金。ただし分配金の額が上限
- 元本払戻金以外が普通分配金。分配落ち後の基準価額が個別元本以上なら、全額が普通分配金
- 元本払戻金(特別分配金)を受け取ると、その額だけ個別元本が下がる
- 目論見書は、投資信託の内容を説明する書類
- 交付目論見書は購入するときまでに交付し、請求目論見書は投資家の請求があったときに交付する
- 運用報告書は、委託会社が運用の状況を受益者に知らせる書類。決算期ごとに提供する
- 決算の間隔が6か月出どころより短い投資信託の運用報告書は、6か月ごとに提供する
- 上場している投資信託(ETF)は、運用報告書を提供しなくてよい
数字と計算
- 例:個別元本10,000円(1万口当たり)、分配金300円、分配落ち後の基準価額9,800円
- 元本払戻金=10,000円-9,800円=200円。普通分配金=300円-200円=100円
- 分配落ち後が9,500円なら差額は500円だが、元本払戻金は分配金の300円まで
ひっかけ
- グロースは成長性、バリューは割安さに着目する。意味を逆にしない
- トップダウンは大きな見通しから、ボトムアップは個別企業から始める
- 元本払戻金は利益ではなく元本の払戻し。普通分配金と取りちがえない
想定問題
4問(○×式と三答択一式)
このテーマの想定問題を解く(4問)